ソーシャルワーカーや介護職にとって、良い職場とは何か?
先に答えを言ってしまうと、
「自分が望む環境と一致しているか」
です。
Contents
自分が望む環境をはっきりさせる
良い職場とは何か?
良い職場かどうかを決めるのは、人それぞれです。
例えば、
「賃金はそれほど望まないけど、とにかく人間関係が良好な職場で働きたい」
ということであれば、人間関係が良好な職場が「良い職場」となります。
逆に、
「人間関係なんてどうでもいい。とにかく賃金が高いところで働きたい」
ということになれば、高賃金であれば「良い職場」になるでしょう。
大切なことは、
「自分がどういう職場で働きたいか」です。
人間関係なのか、賃金なのか、人間関係も賃金も両方望むのか。
望むことが多くなれば、職場選びのハードルが上がってきます。
全ての条件に叶う職場はそうそうありません。
自分が望む条件がなんなのかをはっきりさせて、現在いる職場がその条件にどれくらいマッチしているか。
転職を考えているのであれば、転職先の職場が自分の望む条件にどれだけマッチしているか。
よくよく見極めておきましょう。
自己有用感を持てるか
良い職場、と思える用件の一つに、
「自己有用感を持てるか」
があります。
自分が職場で必要とされているか?
この感覚が無いと、仕事へのモチベーションを保てなくなります。
自己有用感を感じるためには、自分自身をスキルアップさせていく必要があります。
職場にとってありがたい存在となれば、自己有用感や自己肯定感が高まります。
自己有用感や自己肯定感が高まれば、さらにモチベーションが高まります。
スキルアップ→自己有用感の高まり→モチベーションの高まり、
という好循環が生まれます。
職場の環境という外因的な要素だけだはなく、自らのスキルアップで、自らの力で「良い職場にする」ことが大事です。
自ら「良い職場を創り出す」
自分が望む全ての要望を叶えてくれる完璧な職場、というのはありません。
なので、自分が働きやすい職場を望むのであれば、ただ不平や不満を言っているだけでは何も変わりません。
自ら動くことが大事です。
具体的には、
- 問題点があれば、改善案を提案する
- 改善案は、実現可能な案を提案する
- 実現不可能と思えることについては、問題を細分化して、改善できそうな点の改善案を示す
- 上司に丸投げではなく、職員自ら動く
- 上司のアクションを待っていても変わらない。自ら提案して動く。そうしなければ不満が募る
このような手順でやっていくことです。
何度も言いますが、不平・不満だけ言って何もしなければ、何も変わりません。言っている本人が不幸なだけです。
「自ら良い職場を創り出す」ことが大事なのです。