こんにちは。みなとです。
介護職や相談職、時には施設長なんかやったりして、かれこれ28年になります。
「転職を予定しているけど、志望動機をどのように言って良いか分からない」
ということがありませんか?
実はこの記事で紹介する、「【介護士転職】採用担当者に刺さる志望動機の言い方3つ」を実践すると、採用面接の成功率が上がります。
なぜなら、私は現在も医療法人で採用担当を担っており、今までも3カ所の介護施設で3桁の採用面接を行なってきました。
ですから、どのような志望動機を話せば採用されやすいか、を良く分かっているからです。
この記事では、介護士が転職する際、採用担当者に刺さる志望動機の言い方を3つ紹介します。
記事を読み終えると、採用面接への不安が解消でき、転職をスムーズに行うことができます。
転職を成功させたい方は必見です。
Contents
採用担当者に刺さる言葉とは
介護施設や介護事業所での採用担当者は主に、施設長・介護部門の責任者になります。
介護業界は人の入れ替わりが激しい業界です。
施設長や介護部長等はたくさんの面接をこなしてきています。
また、介護業界では「人間関係」や「待遇」が理由で退職する人が半数を占めています。それらの理由が分かった上で、どんな志望動機を持って面接に臨んでいるのか、が重要になります。
採用担当者に刺さる、具体的な言い方としては以下の3つです。
「人間関係で悩むこともあったが、自分を見つめ直すきっかけとなった」
「待遇に不満もあったが、資格手当があることを知り、資格取得に励んだ」
「前職で取り組んだことを、さらに実践できるところを探して御社を志望した」
マイナスの過去をどのようにプラスに解釈しているか
採用面接では、あまりネガティブな話はしたくないものです。
それは求人側も求職側も同じです。
ですので、今まで経験したマイナスな出来事をいかにプラスに変えていったか、がポイントになります。
志望動機を考える時は、
自分にとってマイナスな出来事は何だったか、
それをどのようにプラスに捉え直すか、
の作業を必ずやっておきましょう。
この作業をやるかやらないかで、採用面接への不安が大きく解消されます。
採用担当者はこう考えている
・すぐに辞めないか。採用コストに見合わないことは避けたい
・担当者も悪口は聞きたくない
・売り手市場であっても、できるだけ質を高めたい
すぐに辞めないか。採用コストに見合わないことは避けたい
採用する側は、常に「すぐに辞めないだろうか」ということを考えています。
すぐに辞められたら、それまで採用にかけてきた労力や時間が無駄になるからです。
ですので、「ウチに合いそうにないな」とか「すぐに辞めそうだな」という雰囲気を感じたら採用しません。
採用担当者も悪口は聞きたくない
採用面接で前職の悪口を延々と言い出す人がいます。
苦笑しながら聞くしかないのですが、正直気分の良いものではありません。
また、こういう人は仮に採用しても、施設や上司・同僚の悪口を言う人ですので、採用には至らないことが多いです。
売り手市場でも、できるだけ質を高めたい
介護業界は超売り手市場です。
有効求人倍率は4、22倍(令和3年8月時点)です。
厚生労働省が公表している、一般職業紹介状況での有効求人倍率が1、10倍(令和3年3月時点)ですので、介護業界の人手不足の深刻さがうかがえます。
現場では猫の手も借りたい状況ですが、採用する側としては質を落としたくないのも本音です。
人が足りないからと言って、職場の雰囲気を悪くしたり、トラブルメーカーになりそうな人は採用したくないのです。
ですので、志望動機がはっきりしている人、できるだけポジティブな考えを持っている人を採用したいのです。
まとめ
いかがでしたか?
介護士が転職する際、採用担当者に刺さる志望動機は、
マイナスの過去をどのようにプラスに解釈しているか
ということが重要です。
具体的な言葉として、以下の3つを挙げました。
「人間関係で悩むこともあったが、自分を見つめ直すきっかけになった」
「待遇に不満もあったが、資格手当があることを知り、資格取得に励んだ」
「前職で取り組んだことを、さらに実践できるところを探して御社を志望した」
この記事が、転職を考えている介護士の皆さんのお役に立てれば幸いです。