「誹謗中傷」というワードがトレンドになっています。
誰しも誹謗中傷を受けると酷く傷つきます。
場合によっては自死に追い込まれることもあるでしょう。しかし、そのような悲しい出来事は絶対に避けたいものです。
今回はソーシャルワーカーや介護職員が誹謗中傷を受けた場合の対処法について、述べてみます。
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誹謗中傷する人から離れる
人が10人いると、
・2人はあなたを好きになってくれる人、
・2人はあなたを嫌う人、
・残りの6人はどうでもいい人
に分かれると言います。
どう頑張っても、どんなに気を遣っても、よく思わない人が必ずいるのです。
職場で誹謗中傷する人がいたら、距離をとって離れましょう。
できるだけ関わらないようにするのがベストです。
他人の悪口を言うようなことに便乗しないようにしましょう。
誹謗中傷する人は、昨日はある人の悪口をあなたの前で言い、明日はあなたの悪口をある人の前で言います。
誹謗中傷しないと自分を保てないのです。
そんな人からは離れるに限ります。
便乗すると職場がすさみ、仕事が殺伐としたものになります。
病院や介護施設では、誹謗中傷が渦巻いている職場が割とあります。そのような職場はさっさと見限った方が良いです。
でないと、精神的に疲弊しメンタル疾患になる確率も高くなります。
敢えて感謝してみる
逆説的に、誹謗中傷する人に「敢えて感謝してみる」、というのも戦術のひとつです。
「ご指摘、ありがとうございます」
「言われないと分からないので。言っていただき、ありがとうございます」
「さすが〇〇さんですね。気づいてくださって嬉しいです」
「他の人が言いたがらないようなことも言ってくださって、ありがとうございます」
こんな言葉で切り返してみます。
「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人は、あまりいないと思います。
「ありがとう」と積み重ねていけば、相手も気が変わります。
社会人として、大人としての立ち振る舞いとしては、この「敢えて感謝してみる」が一番現実的な対処法です。
限度を超える場合は厳正に対処する
誹謗中傷も限度を超えるような場合は「厳正に」対処しましょう。
上司や責任者にハラスメントとして訴えましょう。
誹謗中傷は職場として存在させてはいけないのです。
ハラスメントとして上司や責任者に把握してもらうことで、組織で取り組んでもらいましょう。
上司などに報告する時は、それまでしっかり記録を取っておくことが大事です。
日付や言われた内容をメモしておき、公式な記録としておきます。記録が自分の身を守ることになります。
まとめ
誹謗中傷は職場に存在させてはいけないものです。
しかしながら、病院や介護施設では悲しいことに同僚等に対しての誹謗中傷が多くみられます。
そして、メンタル疾患で退職してしまう人も多いのが現実です。
誹謗中傷しないさせない、基本として他人の悪口を言わない便乗しないことが、良い職場作りの基本です。